標題:
「王……族
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作者:
gfdre6vfkqf
時間:
2014-6-24 16:08
標題:
「王……族
そして改めて宮廷画家として存在してきたブランシェス家の重みを感じずにはいられなかった。(本当に私が……引き継ぐの? ……継げるの?)
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「王……族?」「そうだ。それにこの方はアルフレードという名ではない。この方はリュシアン王太子殿下だ」
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ロドリグに叱咤されアンジェリーヌは茫然となる。(アルフレードが王族? ……王太子殿下?) アンジェリーヌの頭の中は混乱していた。
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「ブランシェス男爵、もうよい」 リュシアンはロドリグを宥めるとアンジェリーヌをじっと見つめてきた。 彼を思わず見つめ返したアンジェリーヌはあることに気づく。 額飾りに振りかかる栗色の髪はアルフレードと同じ色だか、彼のはアルフレードのくせのある髪と違い真っ直ぐで幾分アルフレードより長かった。 そしてはっきりした違いは瞳の色。 アルフレードは右が灰色、左が琥珀色だった。だが今この目の前にいる者の瞳は右が琥珀色、左が灰色だったのだ。 醸し出す雰囲気は、軍神と思ったアルフレードに対して、この者はすべてを統べる全能神の神々しさを放っていた。(アルフレードじゃ……ない) 顔の創り・姿はアルフレードそのものなのに、よく見ると別人だったのだ。「アンジェリーヌと申したな」 リュシアンは茫然と立ち尽くしているアンジェリーヌに声を掛けた。「私はこの国の王太子、リュシアン・ジュリオ・デュ・シャルロ・サンルブランだ」http://www.hermes.metalli-preziosi.com ロドリグは前から歩いてくる人物に道を譲るようにして脇にずれ、丁寧に敬意を込めて頭を下げた。 それを見たアンジェリーヌもロドリグと同じようにお辞儀しようとした時、その前からやってきた人物を見て思わず声を上げる。HERMES bag「アルフレード!? どうしてここに?」 いつもモンシェルジュリーの森で逢う彼と思わぬところで再会しアンジェリーヌは驚いた。
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代々王家の肖像画は当代を除いては肖像画の間に入れられて見ることは叶わなかったが、宮廷のあちこちに飾られていた絵画はアンジェリーヌにも感嘆の溜息をつかせた。
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ふとロドリグが急に立ち止まった。 それに気づいたアンジェリーヌもロドリグにぶつかる一歩手前で止まる。
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今のアンジェリーヌにはその自信などあるはずもなかった。 アンジェリーヌはロドリグの後ろをついて歩きながら、先祖の描いた数々の絵に圧倒されるばかりだった。
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「アンジェリーヌ、控えなさい! 王族にむやみに私達の方から声を掛けることは礼儀に反するのだぞ」
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