標題:
僕がいつ嘘を
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作者:
Bnmveyrn
時間:
2014-6-25 23:12
標題:
僕がいつ嘘を
「そう、それが答えなのね」 突然真上に上げられたリーンベルの手に、そこにいたすべての人間が注目した。
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屋敷から無事に脱出しミズキの家の前で、無言で佇んでいた三人だったが、周りに誰もいないことを確認してアーネストが沈黙を破った。「嘘? 僕がいつ嘘を?」「男と、言っていたはずだ」「ええ、僕は男ですよ。嘘などついていない」 わざと、僕、の部分を強調して言った。「説明して差し上げたら?」 ミズキは眉をひそめながらも、リーンベルの言葉に頷いた。そして、懐から一枚の写真を取り出した。その写真はミズキと黒髪の少年が写った物で、アーネストも何度か見たことのある写真だった。「この写真の黒髪の方、誰だと思いますか?」 その問いの意図がつかめずアーネストは首を傾げる。http://www.gucci.szepablak.net その中で、ミズキたち以外に、王とジョセフの二人だけが炎に身を焼かれていなかった。リーンベルの炎は、敢えてこの二人を避けたのであった。キャスキッドソン バッグ もう邪魔をする者は誰もいない。王ですら意気消沈した様子で、ジョセフの手を借りなければ立つこともままならない。そのような状態で命令を出せるはずもなく、例え命令が出せたとしても、それを遂行できる兵士は誰一人として残ってはいなかった。
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リーンベルの視線を受け取ったミズキは、鼻と口を押さえうなだれているアーネストを引き連れ、扉から屋敷の外へ出る。
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「それではごきげんよう」 リーンベルは無邪気な微笑みを浮かべ、屋敷の外へ出ようとする。外へ出る直前、ジョセフの視線に気づき、リーンベルは微笑みを返した。
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兵士たちは狼狽し、口々に魔女が出たと叫び、逃げ出すものまで現れる。 我に返った王は、大声で兵士たちの統率を取ろうとするが誰も聞こうとはしない。
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扉が閉まる瞬間、何かが割れる様な音がした。―――――――――――――――――――「そろそろ話してくれないか」一度言葉を切る。「その、お前の身体について、何で嘘をついていたのか」
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赤く小さな火が彼女の手の平から生み出された。誰もが王の命令を忘れ、その光景に目を奪われる。見る見るうちに小さかった火は、炎へ、そして天井に届くほどの炎の柱へと変化した。
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手がゆっくりと降ろされた。それと同時に炎は広がり、ミズキたちを取り囲んでいた兵士たちに降り かかる。逃げまどう兵士たちは炎に身を焼かれ、広間は瞬く間に地獄絵図とかした。悲鳴が耳を、人の焼ける臭いが鼻を突く。
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