標題:
そして視線でそっちと示した
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作者:
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時間:
2014-7-25 09:51
標題:
そして視線でそっちと示した
「まあ、結論からいっちゃうと、ネコ耳メイドプレーしてるプレーヤーってそれなりにいるのよ。だけどシアのように完成度が高いのは、ちょっとない」「うんうん」「シアはあなたのNPCだから大丈夫だけど、お助け系は競争率激しいのよね」「うんうん」 お助け系のNPCは、僕のような電脳で作って持ち込むタイプと、奴隷として買うタイプ、あと冒険者ギルドなどで雇うタイプがある。 電脳タイプはシアを見ればわかるけど、電脳の容量を食うため、よっぽどの物好きでない限り連れていない。連れて行けるのは二人目のみだからだ。キャラデータはかなり容量を食うのでそこがネックになっている。 雇うタイプは雇うのにお金がかかる。あと、レベルが上がることはなくて装備を変えることはできるけれどそれはAI次第。ただ、複数持たせていればモンスターの属性毎に変えて攻撃してくれるくらいは優秀だ。ただし、一旦渡してしまうとどんなアイテムだろうともう取り戻すことはできない。ただ、パーティの戦利品を要求することはないので割り切って使うのは一番トラブルがないといえる。戦闘に関してはAIは優秀で、他プレーヤーがすでに連れて行っていればダンジョンなどで助言をしたり、モンスターの弱点を的確についたりしてくれる。http://www.chloe.preditor-cms.com「あ……」 見るとシアが、寂しそうに俯いていた。「……ばか……」「ごめん……」 僕はシアの頭に手を乗せた。ボッテガヴェネタ 財布「ごめん。とにかくそういう事じゃなくて…… とにかくごめん」「そうよー、少なくとも私たちはシアちゃんが好きなんだから、ねっ」
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たぶんで視線逸らしたー。 うわああああああっっっ。 僕はそこら中転げ回れたい衝動に駆られる。 と、「こらっ」
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僕は大ダメージを受けた。 どこかの叫ぶ人になってしまう。「……まあ、注目浴びてたのも、どっちかっていうと良くやった、勇者、とか、そういう賞賛だから、気にすることないよ。……たぶん」
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ぺしっ。 と、僕の額を姫がチョップではたいた。「……」「もう」 姫が睨む。そして視線でそっちと示した。
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と、姫がシアを抱きしめる。「……はい」 シアが頷いてくれた。「……」 と、姫がシアを抱きしめる腕に力がこもっているのがわかる。
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「もー、あんまり変態やると一緒に遊ばないよ」「えー」「とりあえずシアとくっつくの禁止」「ええっっっ」 とか、一悶着ありました。
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と、姫。 その目はどこか憐憫を感じさせる。「あははははは……」 一般人は、踏みとどまって、そっちの人は、踏み越えちゃうと。いうことですかーーーっっっ。
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「こら」 久遠が姫をはたいた。「せっかく好感度上がったのに」「うううっ、抱き心地がー、抱き心地が悪いんやー」
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